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2025/03/28
介護施設やサービスを利用する中で、残念ながら事故が発生することがあります。介護事故が発生した場合、事業者に法的責任を問うことができるのか、どのように責任を追及するのかについて詳しく解説します。
介護事故とは、介護サービスの提供中に発生した事故で、利用者に怪我や損害を与えるものを指します。転倒や誤薬、食事中の誤嚥などが一般的な例です。これらの事故は、事業者の過失や不注意によって引き起こされることがあります。
介護事故が発生した場合、事業者に法的責任を問うことができるかどうかは、事故の原因や状況によります。以下に、事業者の法的責任が問われる可能性のあるケースを紹介します。
事業者やスタッフの過失によって事故が発生した場合、法的責任を問うことができます。例えば、適切な介助を怠った結果、利用者が転倒した場合などです。
施設の安全管理が不十分であった場合も、事業者の責任が問われることがあります。例えば、施設内の設備が老朽化しており、それが原因で事故が発生した場合などです。
介護サービス契約において、事業者が約束したサービスを提供しなかった場合、契約違反として責任を問うことができます。例えば、必要な介護スタッフを配置しなかった場合などです。
介護事故の責任を追及するためには、以下の手順を踏むことが一般的です。
事故が発生した際には、詳細な記録を収集することが重要です。事故の状況、日時、関係者の証言などを記録し、証拠として保管しておきましょう。
まずは事業者と話し合い、事故の原因や責任について確認します。事業者が誠実に対応し、適切な補償を提案してくれる場合もあります。
事業者との話し合いで解決しない場合は、法律の専門家に相談することをお勧めします。弁護士や司法書士に相談し、法的手続きについてアドバイスを受けましょう。
必要に応じて、法的手続きを開始します。訴訟を起こすことで、事業者の責任を追及し、適切な補償を求めることができます。
介護事故が発生した場合、事業者に法的責任を問うことができるケースがあります。事故の原因や状況をしっかり確認し、必要に応じて専門家に相談することが重要です。適切な手続きを踏むことで、利用者の権利を守り、安心して介護サービスを利用することができます。
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