
最終更新日:2026年4月20日
はじめに
ご家族が亡くなられた直後は、様々な感情の中で慌ただしく多くの手続きを進めなければなりません。
どのような手続きが必要なのか、どの順番で進めるべきかを知っていることで、心身の負担を軽くすることができます。
本記事では「死亡後すぐ」に必要な手続きの全体像を、相続登記までやさしくロードマップ形式で解説します。
第1章:死亡直後に必要な手続き一覧
- 死亡診断書の取得・提出
医師から死亡診断書(死体検案書)を受け取り、市区町村役場に提出します。 - 葬儀・火葬・埋葬の手配
葬儀社の手配、火葬・埋葬許可申請、式の日程調整などを行います。 - 死亡届・火葬(埋葬)許可申請
死亡診断書とともに市区町村役場へ死亡届を提出し、火葬(埋葬)許可証を受け取ります。
第2章:行政・公的機関への届出・申請
- 健康保険・介護保険の資格喪失
国民健康保険証や介護保険証などを返納し、資格喪失手続きを行います。 - 年金関係の手続き
年金受給者の場合、年金受給停止の手続きと未支給年金の請求を行います。 - 公共料金・ライフライン等の名義変更や解約
電気・ガス・水道・携帯電話など、ご本人名義の契約を整理します。
第3章:相続人の確定と遺言書の有無確認
- 戸籍の収集
故人の出生から死亡までの連続した戸籍を市町村役場で取得します。 - 相続人の調査
戸籍をもとに法律上の相続人を確定します(配偶者・子、場合によっては兄弟など)。 - 遺言書の有無確認
公正証書・自筆証書などを探し、あれば家庭裁判所で検認を受けます。
第4章:相続財産の調査・リストアップ
- 金融資産の調査
銀行預金・証券・保険・貸金庫などの資産を調べます。 - 不動産の調査
固定資産税の納税通知書等から不動産の有無や場所を確認。不動産登記簿謄本も取得します。 - 負債・ローン等の確認
借入金や未払金等、マイナスの財産の有無も調査します。 - 相続放棄・限定承認の要検討
借金などが多い場合、家庭裁判所で「相続放棄」「限定承認」を選択する道もあります。
第5章:遺産分割協議と協議書の作成
- 相続人全員での協議
細かい財産ごとに誰が取得するかを話し合います。 - 協議書の作成
協議が整ったら、内容を書面化し、相続人全員が署名押印します。 - トラブル・紛争対策
話がまとまらない場合や連絡が取れない場合は、司法書士・弁護士等の専門家相談を検討します。
第6章:相続登記(不動産名義変更)手続き
- 相続登記義務化のポイント
令和6年4月から相続登記は義務化、3年以内の申請が必要です。 - 登記に必要な書類
戸籍一式・遺産分割協議書・固定資産評価証明書・住民票など、多数の書類が必要となります。 - 申請の進め方・専門家活用
自分で法務局に申請もできますが、不安な場合は司法書士に依頼するのが確実です。
第7章:その他の名義変更・解約手続き
- 銀行口座・証券口座の名義変更や払い戻し
- 自動車の名義変更
- 保険金の受給・請求
- 各種ポイント・会員サービスの解約 など
第8章:よくあるトラブル・相談事例
- 戸籍が見つからず手続きが進められない
- 相続人間で意見がまとまらない
- 不動産の有無や評価がよくわからない
- 名義変更の期限を過ぎてしまった…
- 本人の借金が後から判明した場合 など
まとめ・ご家族を支えるために
ご家族が亡くなった直後は、慣れない手続きが連続します。「何から手を付けていいか分からない」「書類の集め方が分からない」など、お困りのことはお気軽に専門家へご相談ください。
司法書士は戸籍の取得や相続登記はもちろん、財産調査や遺産分割協議書の作成まで幅広く対応しています。些細な疑問も、お気軽にご相談ください。
無料相談のご案内
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相続手続き一式(戸籍収集/相続人確定/遺産分割協議書作成支援/相続登記)に対応しています。
お電話の前に、分かる範囲で次をメモしていただくとご案内が早いです:
- お亡くなりになった方の氏名・最後の住所(分かれば本籍の手がかり)
- 固定資産税の納税通知書(不動産の有無が分かる資料)
- 相続人候補(兄弟・甥姪含む)のメモ
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この記事を書いた人

司法書士・行政書士 和田正俊事務所 代表和田 正俊(Wada Masatoshi)
- 滋賀県司法書士会所属 登録番号 滋賀第441号
- 簡裁訴訟代理関係業務 認定番号 第1112169号
- 滋賀県行政書士会所属
登録番号 第13251836号会員番号 第1220号 - 公益社団法人 成年後見センター・リーガルサポート滋賀支部所属
会員番号 第6509213号
後見人候補者名簿 及び 後見監督人候補者名簿 搭載 - 法テラス契約司法書士
- 近畿司法書士会連合会災害相談員
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