意思決定支援とは、本人が自分のことを自分で決めることを支える活動です。
例えば、本人に必要な情報を提供したり、本人の意思や考えを引き出したり、本人の価値観や選好に基づく選択肢を提示したりします。意思決定支援は、本人の能力を最大限に発揮させることを目指します。意思決定支援は、本人が自分らしい生活を送るための権利を尊重します。
代行決定とは
代行決定とは、本人が自分のことを自分で決めることができない場合に、他人が本人の代わりに決めることです。
例えば、後見人が本人の財産管理や身上監護をすることや、後見人が本人の契約を取消すことなどです。代行決定は、本人の利益や安全を守ることを目的とします。代行決定は、本人の能力不足を前提とします。代行決定は、本人の権利制限を伴います。
意思決定支援と代行決定
意思決定支援と代行決定は、対立するものではありません。
どちらも本人の幸せや尊厳を大切にするものです。しかし、意思決定支援は代行決定よりも優先されるべきです。なぜなら、意思決定支援は本人の自己決定権を実現するものであり、代行決定は本人の自己決定権を制限するものだからです。だから、後見人はできるだけ意思決定支援を行い、最後の手段としてだけ代行決定を行うべきです。
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