高齢者狙う「押し買い」被害 相場より安く売却の危険に注意

高齢者狙う「押し買い」被害 相場より安く売却の危険に注意

【ご注意ください】近年急増している「押し買い」被害について

近年、高齢者や一人暮らしの方を狙った悪質な不動産の「押し買い」被害が急増しています。不動産業者が自宅を訪問し、長時間居座るなどして強引に相場より安く家を買い取る被害や、巧妙なリースバック契約や手付金に関するトラブルが発生しています。

【被害の特徴】

  • 業者が長時間自宅に居座り、強引に売却を迫る
  • 売却価格が相場より大幅に安いケースが多い
  • 契約書などの書面を渡さないケースもある
  • リースバック(売却後も住み続けられる契約)の条件が不利
  • キャンセルしようとすると、多額の違約金や手付金の倍返しを求められる

【注意事項・防止策】

  • その場で安易に契約をせず、即日契約・即決には絶対に応じない
  • 必ず契約内容や書類を確認し、大切に保管する
  • 自宅や不動産の価格相場を定期的に確認しておく
  • 怪しい・不安に感じた業者には対応せず、ご家族や専門家に相談

特に、不動産の売買は「クーリングオフ」制度の対象とならない場合が多く、一度契約してしまうと取り消しが困難です。被害に遭わないためにも、ご自身だけで対応せず、信頼できる専門家(司法書士・弁護士等)へご相談ください。
お困りの際は、お気軽に当司法書士事務所までご相談ください。
皆さまの大切な財産と生活を守るため、ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

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