
最終更新日:2026年2月11日
ご相談のきっかけ:「売却と購入、同じ日に全部できるの?」
「子どもの小学校入学に合わせて、春までに引越しを完了させたいんです」
今回ご相談いただいたのは、草津市にお住まいのE様ご夫婦(30代)。お子様の進学というライフイベントを機に、現在お住まいのマンション(ご夫婦の共有名義)を売却し、かねてより計画していた新しい戸建てへのお住み替えを決断されました。
売却と購入のパートナーとなる不動産会社も決まり、新生活への期待に胸を膨らませていたE様ご夫婦。しかし、計画を進める中で一つの大きな不安に直面します。
それは、現在のマンションの売却代金を、新居の購入費用とローン残債の支払いに充てるという資金計画でした。
これを実現するためには、「売却」と「購入」に関するすべての法的手続き(所有権の移転、住宅ローンの完済と抹消登記、新しい住宅ローンの設定登記など)を、同じ一日(決済日)にすべて完了させる必要があると説明されたのです。
売却と購入で関わる不動産会社や担当者も別々。複雑に絡み合う手続きの全体像が掴めず、「本当にこんなにたくさんの手続きが、たった一日で間違いなく終わるのだろうか?」という不安を抱え、専門家である当事務所にご相談に来られました。
問題のポイント:なぜ「買い替え」の登記は複雑なのか?
不動産の「買い替え」は、単なる売却や購入とは異なり、司法書士が担う役割の重要性が非常に高まります。その複雑さの理由は主に3つあります。
司法書士の視点①【多数の関係者が関与】
決済日には、売主(E様ご夫婦)、マンションの買主、新居の売主(ハウスメーカー)、現在のローンを組んでいる銀行、新しいローンを組む銀行、そしてそれぞれの不動産会社担当者といった、多数の関係者が一堂に会します。司法書士は、いわばオーケストラの指揮者のように、これらすべての関係者のハブとなり、手続き全体を正確に進行させる必要があります。
司法書士の視点②【お金の流れと権利の移転を同時に行う】
決済日当日は、お金と権利が目まぐるしく動きます。
- マンションの買主からE様へ売却代金が支払われる。
- E様はそのお金で現在の住宅ローンを完済する。
- E様は残ったお金と新しいローンを合わせて、新居の売主へ購入代金を支払う。
このお金の流れと寸分の狂いなく、同時に①自宅の抵当権抹消、②自宅の所有権移転、③新居の所有権移転、④新居の抵当権設定という4つの登記を、間違いなく、かつ同日中に申請する必要があるのです。
司法書士の視点③【夫婦共有名義の複雑さ】
今回のように不動産が共有名義の場合、登記に必要な書類(権利証である登記識別情報、印鑑証明書など)は、ご夫婦それぞれにご用意いただく必要があります。当日、どちらか一方でも書類に不備があれば、その場にいる全員の手続きがストップしてしまうという、非常にシビアな状況なのです。
当事務所からのご提案と解決の流れ
E様ご夫婦の不安を解消するため、当事務所からは次のようにご提案いたしました。
「ご安心ください。当事務所がE様ご夫婦の代理人として、決済日に関係者全員と緊密に連携し、複雑な登記手続きをすべて一日で安全かつ確実に完了させます。」
まずは、事前に必要となる書類のリストを分かりやすく作成し、E様ご夫婦にご準備をお願いしました。また、決済日当日の流れを具体的にシミュレーションしてご説明することで、ご夫婦の不安を一つひとつ解消していきました。
【解決までのステップ(決済日当日)】
- 関係者集合と本人確認:
決済日当日、銀行の応接室に関係者全員が集合。まず私が、E様ご夫婦をはじめ、各当事者のご本人確認と、売買の最終意思の確認を行いました。 - 書類の最終チェック:
次に、私が全ての登記申請に必要な書類が完璧に揃っているか、印鑑の押し間違いはないかなど、プロの目で最終チェックを行いました。 - 資金の移動と登記申請:
書類に不備がないことを確認し、私の「送金を開始してください」という合図で、銀行員の方が送金手続きを開始。上記の複雑な資金の流れが順番に実行され、すべての着金が確認できた瞬間に、私は法務局へ4つの登記をオンラインで連件申請(連続して申請)しました。 - 手続き完了と書類のお渡し:
約1週間半後、すべての登記が無事完了。E様ご夫婦の新居の権利証(登記識別情報通知)や、その他の完了書類一式を丁寧にご説明の上お渡しし、すべての手続きが完了しました。
お客様の声:「バラバラだった関係者を一つにまとめてくれて心強かった!」
すべての手続きを終え、E様ご夫婦から安堵の表情でこんなお言葉をいただきました。
「売却と購入の不動産屋さんが別々で、私たちは誰に何を聞けばいいのか混乱していましたが、和田事務所さんが中心になって全体の話を進めてくれたので、本当に心強かったです。
当日はただ座っているだけで、いつの間にかお金の移動も登記も全部終わっていて、魔法のようでした。専門家にお願いして本当に良かったです。これで安心して、春からの新生活がスタートできます。」
まとめ:複雑な不動産の「買い替え」、登記のプロにお任せください
不動産の「買い替え(売却と購入を同時に行う)」は、多くの関係者と複雑な手続きが絡み合う、司法書士の腕の見せ所とも言える業務です。
特に、お金の流れと権利の移転を同日に行う決済日は、一つでも段取りを間違えると、関係者全員の取引がストップしてしまうという大きなリスクが伴います。
司法書士法人・行政書士和田正俊事務所では、豊富な経験を活かし、お客様が安心して取引を終えられるよう、関係各所と緊密に連携し、安全かつスムーズに手続きを進行させます。
春からの新生活に向けたお住み替えなど、不動産の売買・買い替えをご検討の際は、ぜひ当事務所にご相談ください。
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この記事を書いた人

司法書士・行政書士 和田正俊事務所 代表和田 正俊(Wada Masatoshi)
- 滋賀県司法書士会所属 登録番号 滋賀第441号
- 簡裁訴訟代理関係業務 認定番号 第1112169号
- 滋賀県行政書士会所属
登録番号 第13251836号会員番号 第1220号 - 公益社団法人 成年後見センター・リーガルサポート滋賀支部所属
会員番号 第6509213号
後見人候補者名簿 及び 後見監督人候補者名簿 搭載 - 法テラス契約司法書士
- 近畿司法書士会連合会災害相談員
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