「相続登記はお済みですか月間(無料)」が始まっています。

「相続登記はお済みですか月間(無料)」が始まっています。

【滋賀県司法書士会】今月限定!相続登記の無料相談キャンペーン実施中

滋賀県司法書士会では、毎年2月を「相続登記はお済みですか月間」として、県内の司法書士事務所で無料相談を提供しています。2024年から始まる相続登記義務化に向けて、この機会にぜひ専門家に相談し、相続登記に関する疑問や不安を解消しましょう。

本記事のポイント:

  • 2月限定で滋賀県内の司法書士事務所にて相続登記の無料相談を実施中
  • 2024年から相続登記が義務化され、一定期間内の登記が法律で義務付けられる
  • 司法書士による専門的なアドバイスで相続登記の不安を解消できる
  • 相談は予約制で2月28日まで実施
  • 相続登記だけでなく、遺言や相続全般に関する相談も可能

相続登記の義務化が始まる

2024年から相続登記の義務化が始まります。これは、相続が発生した場合に一定期間内(相続を知った日から3年以内)に登記を行うことを法律で義務付けるものです。

義務化の背景には、相続登記が行われないことによる「所有者不明土地問題」があります。相続が発生しても名義変更されない不動産が増え続け、公共事業の妨げになったり、災害時の対応が困難になったりするなど、社会問題化しています。

義務化後に正当な理由なく相続登記を怠ると、10万円以下の過料が課される可能性もあります。今のうちに相続登記を済ませておくことが重要です。

相続登記とは

相続登記とは、不動産(土地・建物)の所有者が亡くなった際に、その相続人が不動産の名義を被相続人(亡くなった方)から相続人に変更する手続きです。

相続登記を行わないと、法律上の所有者と実際の所有者が異なる状態が続き、将来的に不動産の売却や担保設定が困難になるなど、様々な問題が生じる可能性があります。

無料相談の内容とメリット

専門家によるアドバイス

司法書士は相続登記の専門家です。専門的な知識を持つ司法書士から直接アドバイスを受けることで、手続きの流れや必要な書類について詳しく知ることができます。また、あなたの状況に合わせた最適な方法を提案してもらえます。

手続きの不安を解消

相続登記は複雑な手続きが伴うことが多く、初めての方には不安がつきものです。戸籍謄本の収集方法や遺産分割協議書の作成方法など、具体的な疑問に答えてもらえます。無料相談を利用することで、手続きに関する不安を解消し、スムーズに進めることができます。

費用の確認

相続登記には登録免許税や司法書士への報酬など、様々な費用がかかります。無料相談ではその費用についても詳しく説明を受けることができます。事前に費用を把握することで、計画的に手続きを進めることができます。また、特別な事情がある場合の費用軽減措置についても相談できます。

相談の流れ

無料相談を受けるには、まず電話で予約を行います。予約後、指定された司法書士事務所にて相談を受けることができます。相談期間は2月1日から2月28日までの1ヶ月間です。この期間中に、ぜひお気軽に相談をお申し込みください。

STEP 1: 電話予約

まずはお近くの司法書士事務所に電話をして、「相続登記はお済みですか月間」の無料相談の予約を行います。予約時に、相談したい内容を簡単に伝えておくとスムーズです。

STEP 2: 相談当日

予約した日時に司法書士事務所を訪問します。不動産の登記簿謄本や被相続人(亡くなった方)の戸籍謄本、相続人の戸籍謄本など、お持ちの資料があれば持参するとより具体的なアドバイスを受けられます。

STEP 3: 相談内容の確認

相談では、相続登記の手続きの流れや必要書類、費用について詳しく説明を受けます。また、遺言や相続全般に関する質問もできますので、疑問点はすべて解消しておきましょう。

STEP 4: 今後の進め方

相談後、実際に手続きを進める場合の具体的な方法や、司法書士に依頼する場合の流れについて説明を受けます。自分で行うか専門家に依頼するかを検討し、最適な方法を選びましょう。

相談時に確認しておきたいポイント

  • 必要書類の種類と取得方法:戸籍謄本や住民票などの取得方法と費用
  • 手続きにかかる期間:申請から完了までの一般的な期間
  • 登録免許税の金額:不動産の評価額によって異なる税額
  • 相続人が複数いる場合の対応:遺産分割協議の方法や必要書類
  • 相続登記を放置するリスク:義務化後のペナルティや将来的な問題点
  • 相続登記以外の相続手続き:預貯金や株式など、他の財産の相続手続き

相続登記をスムーズに進めるために

相続登記をスムーズに進めるためには、事前の準備が重要です。以下に、相続登記を行う際のポイントをいくつか紹介します。

必要書類の準備

相続登記には、以下のような書類が必要です:

  • 被相続人(亡くなった方)の出生から死亡までの連続した戸籍謄本
  • 被相続人の住民票の除票または戸籍の附票
  • 相続人全員の戸籍謄本
  • 不動産の登記簿謄本(登記事項証明書)
  • 遺産分割協議書(相続人が複数いる場合)
  • 相続人全員の印鑑証明書(遺産分割協議書に実印を押印する場合)

遺産分割協議の実施

相続人が複数いる場合は、遺産分割協議を行い、誰がどの不動産を相続するかを決定します。協議がまとまったら、遺産分割協議書を作成し、全員の署名捺印を行います。この協議書は相続登記の重要な添付書類となります。

協議がまとまらない場合は、家庭裁判所での調停や審判を検討する必要があります。

専門家の活用

相続登記は複雑な手続きが必要なため、専門家である司法書士に依頼することをお勧めします。司法書士は必要書類の収集から申請書の作成、法務局への提出まで一貫してサポートします。特に以下のような場合は専門家の力が必要です:

  • 相続人が多数いる場合
  • 相続人の中に行方不明者や認知症の方がいる場合
  • 被相続人が複数回の婚姻・離婚を経験している場合
  • 相続放棄や限定承認などの特殊な事情がある場合

まとめ

相続登記は、相続が発生した際に必ず行わなければならない重要な手続きです。2024年からの義務化に向けて、今のうちに手続きを済ませておくことをお勧めします。

滋賀県司法書士会の「相続登記はお済みですか月間」は、相続登記について専門家に無料で相談できる貴重な機会です。この機会を利用して、相続登記に関する疑問や不安を解消し、安心して相続手続きを進めましょう。

相続登記を適切に行うことで、不動産の管理や取引がスムーズに行えるようになり、将来的なトラブルを未然に防ぐことができます。2月28日までの期間限定ですので、お早めにご予約の上、お近くの司法書士事務所にご相談ください。

当事務所でも相続登記の無料相談を実施中

当事務所でも「相続登記はお済みですか月間」に参加し、2月中は相続登記に関する無料相談を実施しております。相続登記でお悩みの方は、この機会にぜひご相談ください。

滋賀県大津市を中心に、遺言・相続登記・名義変更・生前贈与など、相続に関する様々な手続きをサポートしています。専門知識と豊富な経験を活かし、お客様の状況に合わせた最適な解決策をご提案いたします。

司法書士・行政書士和田正俊事務所

住所:〒520-2134 滋賀県大津市瀬田5丁目33番4号

電話番号:077-574-7772

営業時間:9:00~17:00

定休日:日・土・祝

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