
作成日:2025年11月28日
最終更新日:2025年11月28日
結論:30年以上放置された曾祖父母名義の土地でも、無事に名義変更が可能です
長期間放置されていた、名義人数が非常に多い曾祖父母名義の土地について、戸籍調査や相続人全員の協力を得ることで、無事に名義変更(相続登記)を実現した事例をご紹介します。
ご相談内容 ― 時を経て複雑化した相続の実態
「相続登記の義務化を受けて急いでいます」とご相談いただいたA様。問題の土地は、30年以上前に亡くなった曾祖父母名義のままで、「気づけば相続人が20名以上になっていた」とのことでした。
戸籍や相続関係書類も全く揃っておらず、「何から始めたらいいか分からない」と途方に暮れておられました。
課題のポイント ― 名義人数の多さと数次相続の複雑さ
- 放置による相続人の増加、数次相続を含む複雑な相続関係
- 相続人が全国各地や海外にも点在、連絡先も不明
- 必要な戸籍謄本や関係書類が手元に全くない状態
長期間放置されていると、相続関係は幾重にも複雑化し、自力で解決することは非常に困難になります。
解決までのプロセス ― 緻密な戸籍調査と合意形成
曾祖父母の出生から死亡までの戸籍を遡り、そこから子・孫世代の親族を一人ひとり調査。膨大な量の戸籍謄本を集め、法定相続人を確定させました。
相続人が全国津々浦々に散らばっており、中には普段交流のない遠縁の方や海外在住の方も。全員に対し、事情説明や必要書類の送付、手続き案内などを個別に丁寧に行いました。
一堂に会することが難しいため、遺産分割協議書や必要書類を郵送し、相続分の内容説明や押印の段取りをきめ細かくサポートしたことで、合意形成と手続きをスムーズに行うことができました。
登記申請と完了 ― 長年の懸案の解消
すべての必要書類と相続人全員の合意が揃い、法務局への登記申請を実行。多少期間はかかりましたが、最終的には無事に相続人代表名義への変更登記が完了しました。
「何十年も気になっていた土地がやっと解決できた」とご相談者様からも安心のお声をいただきました。
まとめ ― 放置してしまった土地の名義変更も諦めずに
名義が古いままの土地は、放置すればするほど手続きが複雑化し、将来のリスクになります。
「人数が多すぎる」「誰が相続人か分からない」などお困りの場合も、慌てずにまず当事務所へご相談ください。
複雑な戸籍調査から全相続人への手続き案内まで、専門家がワンストップでサポートし、安心の解決へ導きます。
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この記事を書いた人

司法書士・行政書士 和田正俊事務所 代表和田 正俊(Wada Masatoshi)
- 滋賀県司法書士会所属 登録番号 滋賀第441号
- 簡裁訴訟代理関係業務 認定番号 第1112169号
- 滋賀県行政書士会所属
登録番号 第13251836号会員番号 第1220号 - 公益社団法人 成年後見センター・リーガルサポート滋賀支部所属
会員番号 第6509213号
後見人候補者名簿 及び 後見監督人候補者名簿 搭載 - 法テラス契約司法書士
- 近畿司法書士会連合会災害相談員
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